『火風鼎(かふうてい)』
です
鼎(かなえ)とはお供え物を煮炊きするとても大事な鍋のことです
火☲と風☴の卦があわさったものですが風の卦は木の意味もあり木の中に火を入れているので鍋の意味になるんですね
鍋は材料を中で煮炊きすることで料理ができます。そこから新しい物に変化させることを表しています
卦の言葉に
「巽(そん)にして耳目聡明(じもくそうめい)なり」
という言葉があります
巽は謙虚の意味があり謙虚(巽)に耳を傾けると調和が保たれるという意味です。また耳がないと器を運べないので鍋の耳はとても重要なものです。謙虚に耳を傾けていろいろな意見をあなたという大きく鍋にいれると新しいものが生まれるんですね
今までは決断を迫られたり、いろいろ手放したり少し勢いがある中にいたかもしれません
たくさんやることがあったり少し自分のことを見つめなおしたり落ち着きなくて余裕をもって人に優しくすることができず悔やまれることってありませんか?
今週は謙虚に耳を傾けることを心がけてみましょう。それによって調和が生まれます。そこから新しく出来上がったものは鍋から料理をいろいろな人にふるまうように人に運ばれて広まり、道は大きく開かれていきますよ
誰のどんな話に謙虚に耳を傾けて新しい変化を生み出しますか